祭服補修
祭服、ストラは、永年のご使用で汚れや染み、糸のほつれや生地の摩耗などで傷みます。しかし、生地や刺繍などはまだまだ使える場合などに、修理をする事で美しく作り直すことが出来ます。
【補修】
写真は、首の周りの傷んだ部分を縫い込み、金真田紐を縫い付けた例です。ファスナーやスナップは付け替えます。 ※傷んだ箇所を縫い込んでお直しする場合、わずかにサイズが小さくなります。
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![](https://mikokoro.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/01/after1.jpg)
【丸洗い】
永年のご使用で汗や汚れが染み込んだ祭服やストラは“丸洗い”をする事で、かなりきれいになります。特に絹製品はドライクリーニングではなく“丸洗い”をお薦めします。
見た目は劇的にきれいにはなりませんが、生地内部まで洗いますので、目に見えない汚れを落とし、カビの発生などを防ぐ効果があります。
【染み抜き】
丸洗いで落しきれない染みや汚れは、各々の原因に合せた専門の洗剤や薬品を使って、ある程度は落すことが出来ます。但し、年季の入った古い生地や摩耗の激しい生地などにつきましては、生地を傷める恐れがありますので、お取り扱い出来ない場合があります。
![](https://mikokoro.co.jp/wp/wp-content/uploads/2024/01/2.jpg)
修復の内容によってお見積りをいたします。お気軽にご相談ください。
2024年1月20日
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